2019.11.19 スマートモビリティチャレンジ地域シンポジウム(関東)
経済産業省、国土交通省の支援を受け、IoTやAI、自動運転など新たな技術を公共交通に活用し、公共交通の維持・充実に向けた新たなサービスの導入に向けた取組みを開始しました。
高齢者による交通事故が増加し、公共交通の充実が求められている中、新たなサービス「MaaS(マース)」とは何か、有識者にご講演をいただきながら、パネルディスカッション等を通じて市民の皆様とこれからの公共交通を考えるシンポジウムを開催いたします。
主催:経済産業省 国土交通省 前橋市
開催概要
- 日 時
- 2019.11.19(火) 13:00〜18:20
- 会 場
- 群馬県前橋市 前橋テルサ ホール
- 定 員
- 200名
- 参加費
- 無料
プログラム
第一部
構成
メインセッション:13:00~15:10、 ネットワーキング:15:10~16:00
開会挨拶
土田 宏道 氏
基調講演
伊藤 昌毅 氏
取組紹介
細谷 精一 氏
高橋 信一郎 氏
大澤 義明 氏
森田 創 氏
閉会挨拶
鎌田 実 氏
第二部
構成
メインセッション:16:00~18:20
開会挨拶
土田 宏道 氏
北廣 雅之 氏
取組紹介
山本 龍 氏
印牧 美佐生 氏
小木津 武樹 氏
基調講演
楠田 悦子 氏
パネルディスカッション
ファシリテーター:
山本 龍 氏
パネラー:
伊藤 昌毅 氏
楠田 悦子 氏
阿部 正治 氏
國岡 充朗 氏
小林 要一 氏
新井 竜也 氏
林 胡桃 氏
閉会挨拶
中島 實 氏
開催報告
去る11月19日、スマートモビリティチャレンジは群馬県前橋市にて、「スマートモビリティチャレンジ地域シンポジウム(関東)」を開催いたしました。
地域シンポジウムは、各エリアにおける連携の促進や、新しいモビリティの実装に対する理解や支援を広げていくことを目的に、10月の初回開催を皮切りに全国8都市で順次開催するもので、今回は4番目の開催となります。
関東エリアにフォーカスをした今回は、開催地である前橋市と連携し、広く全国のMaaSに関心のある自治体や事業者を主なターゲットとする第一部と、前橋市を中心に展開されている事業者の方々や前橋市にお住いの方々をメインターゲットとする第二部の二部構成を採り、合わせて476名と多くの方々にご参加をいただきました。会場となったテルサホールは、開会前から参加者の方々の熱気に包まれていました。
第一部の開会にあたり、国土交通省 土田企画官と経済産業省 関東経済産業局 北廣部長より開会のご挨拶をいただきました。
続いて、東京大学 伊藤様より「AI、IoT、ビッグデータの公共交通への活用と社会変革への影響」というテーマにて、基調講演をいただきました。
その後、関東エリアを中心とする、支援地域・事業や推進協議会会員の取組について、写真や動画を多数取り入れてご紹介いただきました。
- 前橋市 細谷課長
- 横須賀市 高橋課長
- 筑波大学 大澤副センター長
- 東急㈱ 森田課長
取組み紹介後に、スマートモビリティチャレンジ推進協議会・企画運営委員の東京大学 鎌田教授より総評を含む閉会のご挨拶を頂戴して、第一部は終了いたしました。
シンポジウム終了後にホール外のフロアで実施されたネットワーキングでは、登壇者の方々の他にも、新しいモビリティサービスに取り組む事業者の方々によるブース展示があり、多くの参加者の方々が自由に名刺と情報の交換をされていました。
ネットワーキングをはさみ、参加者の方々も多少の入れ替わりがありながら、第二部がスタートいたしました。開会にあたっては、国土交通省 土田企画官と前橋商工会議所 曽我会頭よりご挨拶を賜りました。
次に、前橋市における公共交通の現状や課題、各種取組の取組について、地域の複数の目線からご紹介いただきました。
- 前橋市 山本市長
- 芳賀地区地域づくり推進協議会 印牧副委員長
- 群馬大学 小木津副センター長
続いて、モビリティジャーナリストの楠田様より、「新たなモビリティサービスが生活交通に与える可能性 ~生活者の視点で~」というテーマにて、基調講演をいただきました。
その後、学識者やジャーナリスト、地域交通のオペレーターとユーザーのそれぞれの立場の方々に登壇いただき、山本市長のファシリテーションのもとパネルディスカッションが実施されました。
パネリスト
- 東京大学 伊藤様
- モビリティジャーナリスト 楠田様
- 群馬県バス協会 阿部部会長
- 前橋地区タクシー協議会 國岡副会長
- 前橋商工会議所 小林副会頭
- 共愛学園前橋国際大学 新井様
- 共愛学園前橋国際大学 林様
ファシリテーター
前橋市 山本市長
最後に、前橋市 中島副市長から閉会のご挨拶をいただき、本シンポジウムは終了いたしました。